MENU

入院2日目(手術当日)

怖かったけどよく眠れた。(基本よく寝る子)
いよいよ長年連れ添ったぽちっと軍とのお別れの日

目次

午前中は検査

朝のトイレ快便。下剤の効果ばっちり👌

6:30看護師さん来訪。検温。看護師さんに怖かった思いをぶつける。夜勤している方々には何が怖いのか疑問であったろう。

そして朝食を運んでくれる。ロールパン2個とジャム、コンソメスープと副菜。家では毎朝コーヒーだけの私。食事する気にはならなかったが、必要かと思って食べる。

この朝に薬剤師さんと栄養士さんが訪問。食後処置室へ。浣腸でとどめを刺す。すぐおトイレ行っていいですよーと送り出される。水様💩がしっかり出た。

手術は午後からだが、午前には大腸検査があるとのこと。オリエンテーションでは聞いたが入院するまで知らんかった🥲

少し休むと呼ばれて、もう一人の女性(同日手術の人?)このお方、のちのちびままである と一緒に歩いて検査室へ。

この病院はお隣に大腸検査の棟があって、院内からそちらへどうやら移動したらしい。たくさんの検査中の人込みをかき分け奥のベッドへ。横たわり、膝をかかえて丸くなるよう介助される。まず看護師さんが腰にペタッと何かシールらしきものを貼ってくれた。午前の大腸検査には関係ないが、午後のほんちゃんオペの腰椎麻酔のためらしい。

張り終えると、別部屋へ。液晶画面があるからここで検査か。大腸検査ってすごく苦しいって聞いたことあってビビってたけど、今回は何メートルもある腸の内のほんの40センチ程入れるんだって。便が残ってないかの確認を兼ねているらしいよ。

画面よかったら見てくださーいと言われ見ているうちに終わった。入っていく時は少し苦しい感じあって、もうそろそろやめて~~って思ったところでインの作業は終了。ほんの数分。体感してみたらなんてことない。

もう抜いていきますよー
帰りついでにチェックしますー
きれいな腸ですよー

なんて言葉をかけてもらって、はい終了。

ガスが入った感じでトイレ行きたくなるかもと言われたが、私はなんともなくトイレを通り過ぎて病室へ戻った。(帰り道迷って看護師さんに回収される)

検査が終わって9:30ごろだったか。病室へ帰ると、すぐに着替えて(下着をとって半袖を着てその上から手術着)点滴を留置してもらって準備完了。

10:30にはフリーとなった。

術後は動けない。それまでにメールチェック。メールで済むことはみんな済ませたかったので、しばらくパソコン開いてベッド上でカタカタ。

今度は栄養士さんの訪問。当日は朝食後から11:00まで水分のみ摂れる。翌日朝からもうご飯が出るらしい。

朝昼晩ときっちり3食、メニューを見せられ、1週間分のメニューの選択をする。きっちり3食×2種類用意されて、好みの方を選ぶのだ。ひと通り選んで渡す。メニューは前日の午前中までなら変更可能なんだって。

午後の準備

そうこうしていると13:00を回る。手術は15時予定だ。14時になったらと思っていたが、落ち着かないので、片づけを始める。手術から帰室後はベッド上安静で起きられないから、いま動けるうちに指示されたことも含めて行う。

手術後はこんな感じ。

2時間後から水分可。
携帯やテレビは4時間後から可。
体を起こせるのは翌朝から。

だそうだ。それらを想像して片づける。机上のものは全てしまう。何もない状態にしておいてね。と看護師さんにも言われる。

ビニール袋を渡され、翌日の朝起きあがった時の着替えを入れておくように指示される。

ぜー--んぶ片し、一度出した荷物をすっきり整理。台には、ビニールに入ったパジャマと下着。一回分のガーゼとナプキン。ペットボトルのお茶2本だけを置いた。

これで落ち着いた。

いよいよ待機

さてあとは呼ばれるのを待つだけ。本を読んでいたが、それもやめて本も片づけ、手元は携帯だけにした。

身に着けるのは貴重品ボックスのカギだけにするんだって。

半袖のTシャツ。ひざ下丈の手術着を着て臨む。下はまっぱで部屋を出発するのだ。(それまでは寒いので履いている)

この状態でベッドに横たわりあとは時を待つ。

携帯を手に、手術された方の体験談をググって読みだす。これまでもいくつか読んだが、すぐに寝ていってしまうのがおち。今回ヒットしたのは男性の方で、やたら激痛だと連呼されている。緊張も相まってか、恐くなってきたので動悸が増してきた(笑)深呼吸深呼吸…深い息をして心を落ち着かせる。今まで読んだ中で一番痛がりな感じの人のを読んじゃったみたい(笑)この時間帯に体験談を読むのはお勧めしません🤣

横になっていると眠くなってきたからうとうと…まだあと1時間もある...うつらうつら いい感じでお昼寝タイム...😪

すると、ガチャ(放送が入る)○○さーん、予定より早いですが準備できましたのでお手洗い済ませて部屋で待っててくださーい。

なぬー--!!!???早い!!心の準備がぁぁぁあ!!!

そんなこと言っていられず、はーい!と優等生なお返事をして準備する…。

いざ出陣!オペ室へ


看護師さんが迎えに来てくれた。

髪留め外そうか、パンツも脱いだ?と確認される。左に点滴、右手には貴重品ボックスの鍵を通して歩いて出発。(身に着けているのはTシャツと術着のみ) はぁ、ついにか。心の準備ができなかった…(十分時間あったし)逃げ出したくなってきた…(言い訳)

ガラガラと点滴台をひいて看護師さんと歩く。

3階から2階に到着。

目の前にすぐオペ室。
扉が開くとスタッフがいっぱい!
しかも先生もう座ってて
手ぐすねひいて待っている(ように見える)!笑

よろしくお願いしまーす。とご挨拶してからというもの、もう早い早い!

台に上り座ったが最後、すぐ膝を抱えて看護師さんに丸っこい体制に支えられ腰椎麻酔。なんかバタバタと手際よすぎ。おかげで全く痛くない(笑)これが午前中にしこんだあやつの所業か。

液入れるよ~って言われてすぐ終了。6分待ちますと先生から。

そのあとすぐうつ伏せに誘導されて(自分で動ける)血圧やら酸素測るやつ指につけられたりとか、上半身バンザイの格好を誘導される。

ここから少し待つ間、考える余裕が。
きょろきょろ辺りを見渡すと頭上にモニターと壁に時計が。14時13分くらいか。効いていないのに始まっちゃわないかな(プロですからそんなことはありえません)とかちょっと心配になる。

しばらくすると先生に脚痺れてる?って聞かれて、はいと答えると足にきてたらおしりはちゃんと効いてるからね~と言われてちょっと安心。

でもまだ足先は動かせるしなんとなく感覚ある。けどその時にはもうおちりは始まっていたんだ。穴を広げるようにテープを貼るらしいが、『こうやってテープ貼っていくからねー』と言われても黄門ちゃまをおっぴろげられる感覚もなく、自分ではただうつ伏せで寝ているだけの感覚。羞恥心もなにもない。台は足先下がっているようだ。

なにせ看護師さんが5~6人はいたかな。みんな優しくて、いっぱい声かけてくれた。顔をあげて時計を見る。14:15分過ぎ。もう手術は始まっている。痛みは全くなかったが、腰椎麻酔の効いた痺れる感覚というのは冷たいものだ。正座をして痺れるあの感じ。あれを強くした感覚。自分の体温さえ感じなくなったので、看護師さんにそれを話すと触りにいってくれた。

『そう感じるかもしれないけど、足はとっても暖かいよ~大丈夫だよ~』と言って、今度は寒いかな?と言って両手を温めてくれた。ありがとう皆さん😭

気を紛らわそうときょろきょろしてみる。上半身は動くので顔は上げられる。あと先生の呟きを聞いてみたり。あまり聞き取れなかったが、デザインしてくれてるっぽい(笑)

そしてドクターもう一人いる?声がもう1人分聞こえる。途中電気メスのやける匂い、あとジオン注冷蔵庫から出したりな様子を感じながら、時が過ぎる。痛みは全く皆無。

ただ初めての下半身麻酔の痺れる感覚。きょんはこれがとにかく苦手だった。(のちにみんなに聞いても同じ意見の人はいなかった)のまま1時間もかーと思っていたら、看護師さんが順調ですよ、もう終わりますからねって。えっ??ほんとに??

時計見ると14:45頃。30分たっていないじゃないか。それからほんの数分ではい終わりましたよーと声をかけてもらい、この辺りもすごいテキパキ。

先生はもう私の頭上に来て記録作業している。

フラットにされ仰向けにされ、おしっこの管を入れてもらう。(もちろん全く痛みなし)さくっとストレッチャーに乗せられて、送ってもらった病棟の看護師さんにバトンタッチ。最初のスタート予定だった15時には、自分のベッドに戻っていた(笑)

これを書いているのは術後2日目(笑)忘れないうちにね🥰

帰室~4時間後まで

部屋へ戻ってきました。真っすぐに寝させられます。下半身が痺れてなんだかよく分からないけど、看護師さん『普通にただまっすぐ寝ている状態ですからね』と教えてもらう。

これより2時間は寝返りだめ。ひたすらこのまま2時間。眠くないし痺れてるし、身体のやり場がない。自分のこぶしを腰の辺りに入れてみたりして、身体を少し浮かせてみる。時間が過ぎていかない感じに幻滅したけど、看護師さんが30分置きに見に来てくれて、出血を確認しにきてくれる。それで随分気が紛れて、2回目のチェックが過ぎたら寝てしまっていた。

術後2時間が経過。16:50。そして寝返りOK、水分OKとなる。寝返りできるのが随分有難かった。これで痺れを紛らわせ、自分で用意したペットボトルに看護師さんがストローをさしてくれていたので寝たまま飲んだりしながら、またうとうと。

痺れも徐々に取れて、感覚が戻ってくるのがなにより嬉しかった。下半身麻痺の人ってこんなに辛いのかと想像する。

麻酔が切れてくる=痛みとの闘いとなるのだろうけど...と思いながらも、少しずつ足先から暖かくなってくるのにホッとしていた。腰椎麻酔は足先そしてふくらはぎ辺りから感覚が戻っていった。おちりは後。まぁ、先に言ってしまうと麻酔が切れた後の痛みも、過ぎてみれば案ずるより産むが安しなのだが。それはまた後で。

寝てしまったので気付くと点滴が終わっていて4時間を過ぎているような気がした。(時計も机上になかった。多分用意していたら看護師さん置いてくれただろうな。それか持参して床頭台の上にでも置いておけばよかった)

手術4時間経過~就寝まで

ナースコールする。点滴は抜いてもらえた。(これでさらに楽に)貴重品ボックスから携帯を出してもらう。時計を見ると19:15分。やっぱ過ぎてた(笑)

仕事中の彼には、お昼間に ※連絡できるのは21時頃~※ とラインメッセージを送っておきました。その夫くんに早速電話。

第一声『おー--!終わったか!』でした(笑)

早くに呼ばれたこと、心の準備ができなかったこと、手術より点滴の方が痛かったことなど、(もはやネタ)報告して大笑いし、じゃおやすみね~と切る。

まだこの時はおしりは痺れていて痛みは感じない。足の感覚だけは徐々に戻ってきている。なんとなくチクっとしてくる初感は、この日の22:00ころかな。管が入っている感覚とじわーっとした鈍痛がやってくるが、ちょうど就寝するころだった。

手術の日だけ眠剤が出るので、21時(消灯時間かな?まだ知らない私)に看護師さんが持ってきた。痛み止めと眠剤を飲むように言われたが、月9を見始めるところだったので、後で飲みますと伝えると、目の前で飲んでもらわないとだめなのと言われる。何見るの?と聞かれて月9ドラマと言うと、じゃ22時にくるねと言って下さった。

すみません🙇!
そしてありがとうございます🙇🙇🙇!!

でもこれでよかった。まだ痺れて寝る前は痛くなかったし、次の日は朝5時に痛くて起きた。1時間でもずらせてよかったと思う。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

手術のこと、退院してからのこと、など綴っています

コメント

コメントする

目次
閉じる